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出発前の雑感 〜ビッグベン〜
 ビッグベンの鐘、休止

 なんてこった。ささやかな楽しみがひとつ減った。

 テムズ川のほとりに佇み、夕日に染まる議事堂を眺め、ビッグベンの鐘の音に黄昏れる世界一男前な自分の姿を脳内演出していた俺にとって、少々の痛手である。

 ちなみに予定脳内BGMは「Japanese in U.K.」 (「Englishman in New York」の脳内替え歌)であり、決して「♪まちぅわぁ〜ヒぃーまはぁぁぁ〜」(和田アキ子)ではない。

 名物の鐘の音が聞かれないのは残念だが、逆に、珍しい時期に旅することが出来て、それはそれで貴重か。

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 カタめの文章にも飽きて来たので、ボチボチ適当にやります。
# by kurooolong | 2007-08-10 22:27 | 出発前の雑感
出発前の雑感 〜日程表〜
 旅行会社から、ようやく日程表を含む書類などが届いた。

 気になっていたのは、宿泊するホテルが、コレが来るまで定かでなかったことだ。申し込みの際、「ホテルは○○か△△のどちらかになります」と曖昧なまま保留されていた。単なるネグラになるだけだろうから、最低限の快適性さえあれば別にどちらでも構わない、とは思いつつも、行動の起点となる場所があやふやなのは、移動のイメージの妨げとなっていた。

 ホテル自体については、綺麗に映っている写真は意図的に信用しないとして(笑)、それでも他人の評価を見る限り、さほど内容は悪くないようだ。取り立てて特徴のある施設ではないにせよ。多分俺には十分だろう。

 ロンドンのホテルには、二分して、イギリスの伝統的な建物のスタイルのものと、アメリカンスタイルのものがあるらしい。朝食ひとつ取ってみても、イングリッシュ・ブレックファスト、コンチネンタル・ブレックファストと違いが出るようだ。ちなみに俺は、後者に泊まることになる。

 かの地ではそれなりのホテルでもシャワーから湯が出ないなんてのは普通と思った方がいい、といった話も人づてに聞いたが、果たしてどうだろう。湯は出て欲しいなぁ。なんせ実際に過ごしてみて、またここに何か書くこともあるだろう。

 日程表(小冊子)については、出発・帰国時間などを除けばほとんどが「終日自由」と記されているだけだが、こういうものがあると何となく安心するから不思議である。そして、もうすぐ出発だなぁと実感するのだった。

 話は逸れるが、団体でどこかへ出掛ける際、仲間うちの旅行なのにも関わらずこうした小冊子を自前で作って来る人がいたりするが、まったく尊敬すべき行為だ。人のマメさを享受するばかりだったから、これまでさほど気にしていなかったけれど、今になって尊敬に変わった(笑)。
# by kurooolong | 2007-08-02 02:38 | 出発前の雑感
出発前の雑感 〜やはりガイドは〜
 ガイド本をくまなく読んでいても、いまだにピンと来ていないのが正直な所だ。土地勘がまるでないのだから、どれだけ色んなスポットを詳説されても、具体的にイメージ出来ないのも当然だ。
 ここはやはり、事前に周到な行動計画を練るよりも、現地に行ってその空気を、東西南北を肌で感じてから、なんなら一日の始まりごとに予定を組むのがより賢明なのでは、と思い始めている。

 初めは、某ガイドブックに載っているいくつかの散策経路をそのままなぞろうなどとも考えていた。が、中にはさほど興味をそそられないスポットも含まれる。そこを除外するだけというのもさすがに芸がない。より効率よく、見るべきものを見るべき。…などと考えるのは、ガイドを読んで多少なりとも心に余裕が出来たからだろうか?(笑)

 考えが一周して、気分でココ、ココと、当日にポイントを決めて回ればいいんじゃないかという結論に達しつつあるのだった。当初の「計画旅行」プランはどこへやら、とことん行き当たりばったり体質である。
 とは言えとりあえず、ここには必ず行きたいという名所旧跡ポイントは幾つか絞った。あとはそれらを線で結べば、移動するだけで、歩いているだけで、きっと次々に発見があることだろう。

 ひとつ問題なのは、メシだ。悩むのが面倒だからと言って、日本でも食えるようなお馴染みの店にばかり入らないようにしたい。などと言うのは簡単、どうなることやら。
# by kurooolong | 2007-07-27 01:07 | 出発前の雑感
出発前の雑感 〜物価のこと〜
 イギリスの生活物価指数は、東京を抜いて世界2位になったのだそうだ(「地球の歩き方」より受け売り。4位としている最新の情報もある。いずれにせよ東京より上のよう)。確かに諸ガイドや経験談を読んでいると、物によりけりではあるものの、総じて高いと感じる。

 折りも折り、数日前にYAHOOのニュースで「英ポンドの対円相場が高騰、地下鉄初乗りが1000円に!」なんて話題を目にした。交通機関用トラベルカード的なものを使えば相当割安になるとはいえ、いくらなんでも初乗り1000円は高い。円弱し。

 いつかのタイ国ではビックリするぐらい色々なものが安く手に入った。メシ屋で言えば、皆でさんざん頼んで食い散らかして酒もそこそこ飲んで、それでも割り勘で一人800円とか、その程度だった。もちろん店にもよるのだろうけど。なんせ現地で金の心配は不要だなぁと、ちょっといい気分だったものだ。

 単純な比較はナンセンスだろうが、ロンドンの場合、例えば昼食ひとつ取っても、それなりの所で食えば£5〜£7(およそ¥1,250〜¥1,750)ぐらいは普通にするようだ。安くはない。なかなかのものである。

 元々貧乏性の俺、バカスカ金を使うつもりは毛頭ないけれど、逆にまた、無意味にケチケチするつもりもないけれど、万が一、完全に旅マジックにかかってやたら調子こき過ぎてしまったらマズイなと、心の財布ヒモを締めてかからんと意気込む今日この頃である。本当か。
# by kurooolong | 2007-07-20 16:39 | 出発前の雑感
出発前の雑感 〜テロ〜
出発前の雑感 〜テロ〜_b0113561_2144552.jpg
 テロについて雑記。

 イギリスでは2年ほど前、多数の市民を巻き込む同時テロがあったが、今日を遡ることほんの数週間前にも、アルカイダ関連の人間によるものと思われる事件が起こっている。テロ未遂事件(ロンドンで不審車両)、自爆テロ(スコットランド・グラスゴー空港)の一連の事件が起こったのは、俺がロンドンに行こうと決めた、まさに同じタイミングだった。

 日本に住んでいる限り、少なくともこれまでは、テロを身近に感じるということはなかった。それに近い事件が起こることはあっても、今日、テロリズムをリアルに感じる機会というのは、政治的・宗教的テロの頻発する国々の足元にも及ばないだろう。もちろん、いつここで起こっても不思議ではないけれど。

 日本でノホホンと暮らす自分が、その「感じ」を体験することも、ひとつの糧になるだろう。こういう言い方は適切ではないかも知れないけれど、テロ行為がもたらすもののほんの断片でも実感することで、自分の、世界を見る目を少し変えられる気がする。もちろん、テロ許すまじという視点においてだが。今はそんな風に思っている。

 実際、テロの影響で、今は入ることの出来ない施設も少しあるようだ。また、入国管理や街の警備など、警戒もそれなりに厳しいのだろう。

 デリケートな話題なので茶化してはいけないが、こちとら正直、そうした影響を多少なりとも受けるのはいい迷惑というものだ。安心して行かせてくれ。頼むわ。
# by kurooolong | 2007-07-14 09:44 | 出発前の雑感



音楽創作家HIKARI、ひとり旅in London。その顛末です。思った事は何でもかんでも。表示は新着順。
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